ロタウイルスワクチン(ロタリックス)について



ロタウイルスは、乳幼児から成人まで、冬季に嘔吐下痢症をおこすことがあるウイルスです。
初回の感染が一番重症になり、脱水などで入院することがあります。また、小児の脳炎・脳症の4%はこれが原因です。

@生ワクチンです。接種後、他のワクチンは4週間後から接種できます。
 BCG以外と、同時接種ができます。ただし、2種類までにお願いします。

Aスケジュール・注意
 1回目の推奨期間は、生後6週〜生後14週6日までです。
 「ロタリックス」は、4週間以上の間隔をおいて、2回経口接種します。24週未満が対象です。
 飲むワクチンなので、授乳直後では飲めない可能性が高いので、授乳から1時間以上たってから受診してください。

B効果
 重いロタウイルス感染を90%程度予防できます。

C副作用
 稀に、不機嫌、下痢、食欲不振、発熱があります。腸重積のリスクが増加するとされています。
 そのため、腸重積の既往のある方は接種できません。ワクチン接種後1週間程度は便中にウイルスが排出されますが、
 排出されたウイルスによって胃腸炎を発症する可能性は低いようです。
 念のため、おむつ交換後などは手洗いするなど注意してください。

D接種時間・費用
 接種希望の方は、平日14時〜15時の「2歳未満の予防接種・健診時間」で行います。
 事前に予約が必要です。1週間前までにご連絡ください。
 「ロタリックス」は、1回14000円です。

Eまた、「ロタテック」という別のワクチンもあります。
 「ロタテック」は、4週間以上の間隔で、3回経口接種します。生後32週未満が対象です。
 「ロタテック」は、1回9500円です。
 「ロタリックス」は1種類のウイルスを弱毒化したもの、「ロタテック」は5種類のウイルスを弱毒化したものです。
 しかし、交差免疫という効果があるので、どちらも効果の差は少ないようです。
 両方とも、重いロタウイルス感染を90%程度予防できます。
 当院では、2回接種の「ロタリックス」を中心にしていますが、ご希望の方には「ロタテック」をご用意します。

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