<赤ちゃんの嘔吐>
赤ちゃんが、哺乳中や後に吐くことは珍しいことではありません。飲む時に空気も一緒に飲んでしまうためで、対策としては「げっぷ」をよくさせて下さい。ミルクの飲みもよく、体重も順調に増えているのであれば問題はありません。ただ、ミルクを飲むたびに吐いたり、飲みが悪かったり、体重が増えないというような時には、受診して下さい。
<急な嘔吐>
子供の嘔吐の原因として多いのが、ウイルス性の腸炎(嘔吐下痢症)です。水分補給がしっかりできていれば大丈夫ですが、水分を受け付けない時には、脱水症状を起こす危険があるので早く受診して下さい。特に下痢を伴っている時には急速に脱水が進みます。
水分補給は、嘔吐直後に飲ませるとまた吐き気を誘う事がありますので、様子を見ながら30分はあけて少しずつ与えて下さい。小さじ1さじから徐々に5分おきに増やしてあげるといいと思います。
食べるときは、吐き気が治まってから4時間後を目安に、消化のいいおかゆやうどんなどから与えるようにして下さい。
<下痢をしている場合>
嘔吐を伴い水分が取れないような時は、脱水の危険があるのですぐに受診して下さい。
また下痢が続いていて元気がなくなったり、便に血が混ざっているような時、食欲がいつまでも回復しない時などは受診して下さい。
下痢の時は、脱水が急激に進むので、水分補給はとても大切です。嘔吐がないようならば、しっかりと与えて下さい。飲ませる水分は、ミネラル分も補給できるイオン飲料がおすすめです。赤ちゃん用のイオン飲料もありますが、大人用のイオン飲料でも薄めて与えるのでもいいです。母乳、ミルクはそのままあげていいです。また、食事は、消化のいいおかゆやうどんなどからがいいと思います。その後は冷たいものや脂っこいもの以外であれば、食べたいものをあげていいです。ある程度下痢をしても、食べても問題ないとされています。
また、下痢はウイルス等を体外に出す生理的な反応です。無理に強い下痢止めで症状を止めない方がいい場合もあります。