食物アレルギーとは
食物アレルギーとは、食べ物を食べた後に蕁麻疹、咳、嘔吐、アナフィラキシーなどの症状がおこる病気です。
ほとんどの場合、食後すぐから3時間以内に症状があり、数時間で消えます。
また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーといい、小麦などを食べてから数時間後に運動をするとアナフィラキシー症状をおこす病気もあります。
最近、食物タンパク誘発胃腸炎という、食物を食べ数時間後に吐く疾患が言われ始めました。特に、卵黄に多いです。
食物アレルギーの対応
診断は、血液検査や皮膚検査(プリック検査)が一般的です。しかし、意外に確率が低く、食べてみないと分からないことも多いです。
治療は、以前は血液検査で陽性ですと完全禁止が一般的でした。今は、血液検査が陽性でも、食べて症状がないようでしたら食べて治す免疫療法を薦められています。
しかし、いわゆる「食べて治す治療」は、医師の指導の下にお願いします。